【レビュー】中国パンダ外交史

【レビュー】中国パンダ外交史

本書は中国がおこなってきた、パンダ外交の歴史がわかる1冊。

中国を代表する動物であるパンダが、どのように世界と関わってきたのか、体系的に詳しく学べます。

パンダと政治に関連する、少し大人向けな本書の内容を見てみましょう。

概要

画像1
タイトル中国パンダ外交史
価格1760円(税込)
発売日2022年10月13日
著者家永真幸
出版社講談社
¥1,760 (2022/11/06 21:22時点 | Amazon調べ)

中国が他国へパンダを贈る様子は、しばしばパンダ外交と呼ばれます。

本書はそんなパンダ外交の歴史をまとめた1冊。

中国にしか生息していないパンダは、これまでどのようなタイミングでどのような国へ渡ったのでしょうか

多くの参考資料とともに、パンダ外交について学んでみましょう。

トミー
トミー

パンダ外交の歴史がわかるよ。

内容

第一章 パンダ、世界に発見される
第二章 パンダ、他国に贈られる
第三章 パンダ、冷戦に巻き込まれる
第四章 パンダ、日本にやってくる
第五章 パンダ、外貨を稼ぐ
第六章 パンダ、大国を代表する

エマ
エマ

パンダが日本に来た経緯も学べるよ。

レビュー

トミー
トミー

パンダと政治に関する大人向けの本。

トミーです。

今回はパンダと政治が絡んだ、大人向けの本を紹介します。

中国に古くから生息していたパンダですが、世界的に知られるようになったのは19世紀以降

パンダ外交と呼ばれる行為が始まったのは、ここ100年程度の話です。

本書では日本に来たパンダを扱った章もありましたが、私が興味をそそられたのは冷戦時のエピソードです。

冷戦下の1966年、ロンドン動物園のチチがモスクワ動物園のアンアンと交配するために海を渡りました。

自然交配にはいたらなかったものの、チチとアンアンのお見合いは、それ以降複数回おこなわれます。

これは冷戦下に東西両陣営が協力した珍しい事例で、各国にとってパンダがいかに大きな存在だったのかわかります。

トミー
トミー

パンダが世界に与えた影響を学ぼう!

パンダが珍しい動物である以上、外交の手段として見られるのは避けられません。

パンダ外交の話題はネガティブに語られることも多く、パンダ好きの中には快く思わない方もいるでしょう。

ただ、本書は各国に渡ったパンダの歴史をわかりやすく紹介していて、全体的に読みやすい内容になっています

パンダという魅力あふれる動物が世界に与えた影響を学び、パンダの未来について見つめてみてはいかがでしょうか。

¥1,760 (2022/11/06 21:22時点 | Amazon調べ)

まとめ

・中国パンダ外交史
・これまでにパンダが贈られた国
・冷戦下でのパンダ
・日本のパンダの歴史

トミー
トミー

パンダ外交について詳しくなれるよ。

タイトルとURLをコピーしました