パンダは絶滅危惧種に指定されているほど、珍しい動物です。
そんなパンダですが、個人で飼うことは可能なのでしょうか?
個体数の少ないパンダの里親になる方法を、詳しく解説します。
パンダを個人で飼うことはできない
パンダをペットにすることはできるの?
個人で飼うことはできないよ。
パンダを個人で飼うことはできません。
そもそも野生のパンダは中国にしか生息しておらず、ワシントン条約で取引が厳しく制限されています。
個人で所有できない事実がある以上、パンダを飼うことは不可能です。
パンダは絶滅危惧種に指定されている、希少な動物です。
野生の個体数が少ないために、保護された環境で繁殖させていく必要があります。
また、パンダを飼育している動物園では、食費が1頭につき月に数十万円かかっているため、法的な問題のほかに金銭的なハードルが高いかもしれません。
パンダを個人で飼うことはできないんだね。
パンダの里親になる方法
ペットにはできないけど、パンダの里親になる方法があるよ。
中国にあるパンダの研究や繁殖をおこなっている施設では、パンダの里親になれる制度があります。
里親になると、命名権や面会権が与えられます。
四川省にある、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の里親制度を見てみましょう。
養子縁組 | 費用 | 特典 |
---|---|---|
終身養子縁組 | 一括払い:100万元 分割払い:250万元(年間10万元) | パンダの命名権の終身所有。 |
短期養子縁組 | 年間10万元 | パンダの命名権の所有。期間満期後に継続する際の優先権を所有。 |
里親になるために必要な費用は、パンダの研究や繁殖に役立てられます。
残念ながら、里親になったとしてもパンダを連れ帰ることはできません。
施設によって費用は異なりますが、誰でも申し込むことが可能です。
著名人では、俳優のジャッキー・チェンがパンダの里親になっています。
また、日本パンダ保護協会を通して里親になることが可能なので、興味のある方はホームページを確認してみてはいかがでしょうか。
誰でもパンダの里親になれるのか~。
まとめ
・パンダは個人で飼えない
・ワシントン条約で取引が制限されている
・食費が膨大で金銭的なハードルが高い
・命名権をもらえる里親制度がある
ペットにすることはできないよ。