皆さんは、パンダを数える際に「頭」と「匹」、どちらを使っているでしょうか?
日本語の助数詞には多くの種類があり、何かを数える際に迷ってしまうことは珍しくありません。
今回はパンダの数え方、そして中国語でのケースまであわせて紹介します。
パンダの数え方は「頭」
エマ
パンダの数え方は「頭」?「匹」?
トミー
基本的には「頭」を使って数えるよ。
パンダの数え方には「頭」という助数詞を用います。
ほとんどの場合、動物を数える時には「匹」を用います。
しかし、人間より大きな動物には「頭」を用いることがあり、パンダの場合も同様です。
エマ
基本的には「頭」を使って数えるのか~。
赤ちゃんには「匹」を使う場合もある
トミー
赤ちゃんには「匹」を使う場合もあるよ。
パンダの赤ちゃんは非常に小さく、100~150gのサイズで生まれてきます。
成獣と違って赤ちゃんは人間より小さいため、数える時に「匹」を用いる場合もあるようです。
ただし、パンダは成長スピードが早く、すぐに体が大きくなります。
赤ちゃんの時に「匹」で数えていると、「頭」に切り替えるタイミングの判断が難しくなるため、初めから「頭」で数えるケースが一般的です。
また、動物園や行政機関の発表では、動物全般を「頭」で数える傾向があるため、報道ではそれにならって「頭」が用いられます。
中国語では「只」
トミー
中国語の数え方も見てみよう!
中国語で助数詞は、量詞と呼ばれます。パンダの故郷である中国では、パンダを数える際に「只(zhī)」という量詞を用います。
中国語の「只」は、様々な動物を数える際に用いられる量詞です。
まとめ
・パンダを数える時は「頭」
・赤ちゃんには「匹」を用いる時もある
・動物園や行政機関の発表では「頭」
・中国語では「只」
トミー
基本的には「1頭、2頭、3頭」と数えるよ。