神戸の王子動物園は、パンダがいる動物園として知名度が低いかもしれません。
しかし、飼育されているタンタンは来園から20年以上経つベテランです。
2023年に中国への返還が決まっているため、今のうちに会いに行きましょう。
併設されている遊園地や、重要文化財の旧ハンター住宅など、見どころをまとめてみました。
王子動物園の基本情報
住所 | 〒657-0838 兵庫県神戸市灘区王子町3-1 |
営業時間 | 9:00~17:00(3~10月) 9:00~16:30(11~2月) |
公式サイト | 神戸市立王子動物園公式サイト |
飼育されているパンダ | ・タンタン |
王子動物園では、20年以上愛され続けているタンタンを見ることができます。
タンタンは中国への返還が決まっているため、今のうちに会いに行きましょう。
パンダのほかにも珍しい動物が多く、見どころがたくさんあります。
パンダとコアラを両方見られる動物園は、日本で王子動物園しかありません。
また、園内は遊園地や資料館、旧ハンター住宅などが併設されています。
老若男女が楽しめる、様々な魅力が詰まった動物園です。
遊園地や資料館があるよ。
交通アクセス
住所 | 〒657-0838 兵庫県神戸市灘区王子町3-1 |
最寄り駅 | 阪急「王子公園」駅から徒歩3分 JR「灘」駅から徒歩5分 |
王子動物園は、神戸市灘区にあります。
アクセスがよく、王子公園駅や灘駅から足を運べます。
駐車場があるため、車で来ることも可能です。
予約方法
王子動物園には、予約システムがありません。
誰でも予約せずに、好きな時に入園できます。
ただ、団体で訪れる際は、事前に申し込みが必要です。
パンダの観覧は時期によって対応が変わる可能性があるので、事前に公式サイトを確認しておきましょう。
入園料・年間パスポート
個人 | 団体(30~99人) | 団体(100~299人) | 団体(300人以上) | 年間パスポート | |
---|---|---|---|---|---|
一般 | 600円 | 540円 | 480円 | 420円 | 3000円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | – |
兵庫県在住の65歳以上 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | – |
中学生以下は無料で入園できます。
また、開園記念日は誰でも無料で入園できます。
無料開園日はいつも以上の混雑が予想されるので、注意しましょう。
営業時間・休園日
営業時間 | 9:00~17:00(3~10月) 9:00~16:30(11~2月) |
休園日 | ・水曜日(祝日を除く) ・年末年始(12月29日~1月1日) |
時期によって営業時間が異なります。
また、春休みや夏休みの期間は、休園日であっても臨時開園する場合があります。
王子動物園で見られるパンダ
王子動物園で飼育されているパンダは、現在1頭です。
タンタンは、20年以上王子動物園にいるベテランです。
体調管理のため、観覧を中止している場合があります。
王子動物園に行く際は、事前に最新の情報をチェックしておきましょう。
タンタンに会えるのは今だけだよ。
タンタン(旦旦)
性別 | メス |
中国名 | 爽爽 |
誕生日 | 1995年9月16日 |
出生地 | 中国(旧臥龍基地) |
2000年に王子動物園に来てから、20年以上愛されています。
2023年に中国への返還が決まっているので、タンタンと会えるのはあと少しです。
パンダ以外の見どころ
王子動物園は、約130種類の動物を見ることができます。
動物エリアのほかにも、遊園地や資料館など、見逃せないスポットがたくさんあります。
様々な楽しみ方ができる王子動物園を、堪能しましょう。
動物エリア以外も見どころがたくさんだね。
コアラ
コアラはパンダと同様、希少な動物です。
日本でコアラが飼育されている動物園は、全部で7か所。
パンダとコアラ両方が見られるのは、王子動物園が唯一です。
遊園地
王子動物園は、園内に昔ながらの遊園地があります。
定番の観覧車やメリーゴーランド、パンダがデザインされたアトラクション「PANDASH(パンダッシュ)」などを楽しめます。
アトラクションで遊ぶ際は、のりもの券の購入が必要です。
動物科学資料館
動物を詳しく知ることができる資料館です。
動物の暮らしや、体の構造がわかるジオラマや標本が展示されています。
パンダをはじめとする動物の関連本やビデオを楽しめる、学習コーナーもあります。
旧ハンター住宅
園内には、重要文化財である旧ハンター住宅があります。
旧ハンター住宅は、神戸に現存する最大規模の異人館です。
異人館とは、主に明治時代に欧米人が居住していた住宅で、西洋の建築様式が用いられています。
無料で入館できるため、当時の生活の雰囲気を感じてみましょう。
食事スポット
園内に数か所、キッチンカーが出店しています。
残念ながら、以前営業していたレストランは閉店してしまいました。
王子動物園は当日の再入園ができるため、食事の際は一度園外に出るのもいいでしょう。
お土産スポット
出入り口の近くに、ギフトショップがあります。
ぬいぐるみやTシャツなど、ここでしか手に入らないオリジナルグッズを豊富に取り扱っています。
まとめ
・飼育されているパンダは1頭
・タンタンは中国への返還が決まっている
・遊園地や資料館が併設されている
・重要文化財「旧ハンター住宅」を見られる
中国への返還前にタンタンに会いに行こう!