2024年3月に亡くなった、王子動物園のタンタン。
神戸で20年以上親しまれてきた様子をつづった、1冊の本が登場しました。
神戸新聞の資料をもとに、タンタンの思い出を振り返ってみましょう。
概要
タイトル | タンタン、ありがとう 神戸とパンダの記録 |
価格 | 1760円(税込) |
発売日 | 2024年7月7日 |
著者 | 神戸新聞社(編集) |
出版社 | 神戸新聞総合出版センター |
王子動物園で多くの人たちを笑顔にしてきた、タンタン。
彼女のたどった軌跡を、地元紙・神戸新聞の写真と記事を中心に振り返ります。
2024年3月に天国に旅立った、神戸のお嬢様への愛が詰まっています。
パンダと神戸の関わりがわかるよ。
内容
タンタン最期の日々
1章 神戸にパンダがやってくる
2章 コウコウ タンタン神戸的日常
3章 タンタン 試練の日々
4章 神戸のお嬢さま
ありがとう、タンタン
ジャイアントパンダ 関係略年表
タンタンが過ごした日々が丸わかり!
レビュー
タンタン、これまでありがとう!
トミーです。
本書の内容は、過去の神戸新聞の連載がもとになっています。
まず、タンタンが神戸にやってきてから、その生涯を終えるまでの間、長きにわたって断続的に紙面に取り上げられてきたこと自体が、すごいことだと思いました。
地元紙とはいえ、動物園のパンダの情報がこれだけ発信されている点に、地元の人々からいかに愛されていたのかが窺えます。
また、変わり種のトピックでいえば、記者がパンダの食べる竹の葉を実際に食べ比べてみるという企画が面白かったです。
タンタンに会った日のことを思い出したよ。
私は過去に一度だけ、王子動物園で生のタンタンを見たことがあるのですが、その経験がどれほどありがたいものだったのか、改めて実感しました。
ページをめくるたびに懐かしい思い出が蘇ってくる本書は、タンタンを愛してきたすべての人にとって、大切な宝物になるはずです。
まとめ
・神戸とパンダの記録
・神戸新聞の写真や記事を収録
・コロナ禍のタンタン
・晩年のタンタン
タンタンが神戸で過ごした日々がわかる!