上野動物園の双子のパンダ、シャオシャオとレイレイの本が発売されました。
監修しているのは、有名ブログ「毎日パンダ」の高氏貴博さんです。
双子のかわいい写真だけではなく、読み応えある内容についてレビューしました。
概要
タイトル | こんにちは!双子のパンダ シャオシャオ&レイレイ |
価格 | 1320円(税込) |
発売日 | 2022年4月22日 |
著者 | 高氏貴博 |
出版社 | 宝島社 |
高氏貴博さんの撮りおろし写真を中心に、シャオシャオとレイレイの成長記録がまとめられています。
2021年に生まれたばかりのシャオシャオとレイレイを扱った本は、まだそれほど多くありませんが、その中でもボリュームのある1冊になっています。
上野のファミリーそれぞれのプロフィールや、同じ年に世界中で生まれたパンダの紹介など、読み応え満載です。
シャオシャオとレイレイの成長を振り返ろう!
内容
Chapter1 はじめまして シャオシャオ&レイレイ
・シャオシャオ&レイレイ プロフィール
・シャオシャオ&レイレイの楽しい毎日!
・祝!!ふたご誕生 尊氏貴博さんインタビュー
Chapter2 シャオシャオ&レイレイの成長記録
・お姉シャンにみる大人パンダへの歩み
・シャオシャオ&レイレイが暮らす「パンダのもり」って?
・シャオシャオ&レイレイが生まれるまでのヒストリー
[COLUMN 01]パンダが創る自然保護の流れ(土居利光)
Chapter3 上のパンダファミリーの日常
・上野パンダファミリープロフィール
・教えて尊氏さん!Q&A
・シャオシャオ&レイレイが大人になるまでのTO DOリスト
Chapter4 もっと知りたい、パンダの赤ちゃん
・パンダの赤ちゃんにまつわる Q&A
・2021年に生まれた世界の赤ちゃんパンダ
[COLUMN 02]パンダの将来を担うふたごの誕生(土居利光)
・特別企画 大好き!シャンシャン
寄稿している土居利光さんは、上野動物園の前園長だね。
レビュー
シャオシャオとレイレイの魅力が詰まっているよ。
トミーです。
書店に寄った際に、発売日より少し早く並んでいた本書を見つけ、すぐに購入しました。
シャオシャオとレイレイは、上野動物園によく行く私からすると、最も注目している推しのパンダたちです。
本書を読むことで、双子のかわいい写真を見ながら、生まれてからの約1年を振り返ることができました。
双子の成長を確認できるのは本書最大の魅力ですが、個人的に面白かったのは、「パンダのもり」の解説ページ。
パンダのもりは、上野動物園でシャンシャン以外のパンダが飼育されているエリアです。
シャンシャンは東園のパンダ舎で暮らしているよ。
パンダのもりは2020年にできた比較的新しいエリアで、随所にこだわりが感じられます。
特にガラスを隔てずにパンダを観覧できるので、鳴き声や食事音がダイレクトに伝わってきます。
言われるまで当たり前に感じていたポイントを、改めて意識できました。
このように本書は単なるフォトブックではなく、読み応え充分の1冊です。
シンシンやリーリー、シャンシャンの情報も豊富に掲載されているので、上野ファミリーのファンは必見といえるでしょう。
まとめ
・シャオシャオとレイレイの成長がわかる
・尊氏貴博さんの写真やエッセイ
・上野ファミリーのプロフィール
・世界の赤ちゃんパンダの紹介
上野ファミリーのファンは見逃せないよ。