パンダ愛好家である黒柳徹子さんと30人近い方々が寄稿している、『パンダとわたし』。
パンダ好き必見の本書を読んだので、その魅力を紹介します。
白黒のイラストと半透明なカバーによる、こだわりの装丁にも注目です。
概要
タイトル | パンダとわたし |
価格 | 1760円(税込) |
発売日 | 2022年3月18日 |
著者 | 黒柳徹子と仲間たち |
出版社 | 朝日新聞出版 |
パンダ好きのための、パンダ好きによる、決定版パンダ読本です。
パンダ愛好家で知られる黒柳徹子さんをはじめ、動物園関係者や上野関係者など、多くの方が寄稿しています。
様々な雑学が随所に散りばめられているので、読み終わる頃にはパンダをより深く理解していることでしょう。
パンダ愛が深まる1冊だよ。
内容
はじめに 日本に来てから50年になるジャイアントパンダを考える
第1章 黒柳徹子のパンダ愛
第2章 ジャイアントパンダはなぜカワイイのか?
第3章 社会的存在となったジャイアントパンダ
第4章 ジャイアントパンダと日本人
第5章 ジャイアントパンダという生き方
第6章 ジャイアントパンダのもう一つの物語
おわりに パンダの意義――人と環境を繫ぐ
パンダを様々な視点から読み解いているよ。
レビュー
たくさんの「パンダとわたし」が読めるよ。
トミーです。
発売してすぐに購入し、初回特典のポストカードを入手しました。
日本に来る前の幼いリーリーとシンシンの姿は、大変貴重です。
今年は多くのパンダ関連本が出版されましたが、本書は特別な1冊になっていました。
黒柳徹子さんのパンダに関する本は過去に何冊か出版されていますが、本書では黒柳さんだけでなく、30人近い方々が「わたしとパンダ」というテーマで寄稿しています。
大学教授や博物館の館長、さらにはタレントや落語家まで、幅広い世界に生きる方々がパンダとどう関わっているかをつづっています。
一人ひとりにとってのパンダを知ることで、自分にとってのパンダとはどういう存在なのか考える、きっかけになりました。
人それぞれの「わたしとパンダ」があるよ。
また、パンダの生態や歴史に関する内容など、幅広い切り口からパンダという動物を扱っていて、読み応えがありました。
基本的な情報だけでは満足できなくなった、マニアックなパンダ本を求めている方には、最高の1冊ではないでしょうか。
まとめ
・黒柳徹子さんのパンダ愛
・たくさんの「わたしとパンダ」
・マニアックな情報が満載
・こだわりの装丁
読み応えあるマニアックな1冊。