毎年恒例となっている、1年間のパンダニュースの振り返り。
何かと悲しいトピックが目立った年でしたが、明るい話題も少なくありません。
パンダに関する1年分のニュースをまとめて振り返り、新しい年をスタートさせましょう。
- 2024年のパンダニュース
- 【1/19】岸和田市ふるさと納税 「PANDAYS」受付開始
- 【1/26】上野動物園 西園「パンダのもり」改修工事
- 【2/26】中国ジャイアントパンダ保護研究センターの専門家 来日
- 【3/31】タンタン 死亡
- 【4/16】シャオシャオレイレイ ひとり立ち
- 【5/10】タンタン 追悼式
- 【6/8】「シャンシャンと再会の旅」ツアー 壮行会
- 【7/20】パンダバンブーアートプロジェクト2024
- 【8/29】リーリー・シャオシャオ 施設管理のため公開休止
- 【8/30】リーリー・シンシン 返還決定
- 【9/6】HAPPY PANDA 30th オープニングイベント
- 【9/29】リーリー・シンシン 中国に旅立つ
- 【10/1】シャオシャオ・レイレイ 観覧方法変更
- 【10/23】パンダファミリーファン感謝DAY
- 【12/6】「パンダコパンダレストラン」期間限定オープン
- 【12/27】アドベンチャーワールド「新種パンダワールド」
- まとめ
2024年のパンダニュース
2024年はタンタンの死亡やリーリー・シンシンの中国返還など、悲しい出来事が多くありました。
その一方で、アドベンチャーワールドでジャイアントパンダ日中共同繁殖研究が30周年を迎えるといった、めでたいニュースもみられます。
どのようなことがあったのかを、1月から順に見てみましょう。
2024年を振り返ろう!
【1/19】岸和田市ふるさと納税 「PANDAYS」受付開始
アドベンチャーワールドと「SDGsパートナーシップ協定」を締結する岸和田市が、ふるさと納税の返礼品「パンダバンブーシリーズ」の第3弾を発表しました。
廃棄される予定の竹資源を再利用したテーブルウェア「PANDAYS」が、ふるさと納税サイト「さとふる」に出品されています。
【1/26】上野動物園 西園「パンダのもり」改修工事
上野動物園の西園「パンダのもり」にて、パンダの運動量を増やすためのやぐらを設置する改修工事が行われました。
工事は3月18日に終了し、屋外放飼場Bと屋外放飼場Dにやぐらが設置されました。
【2/26】中国ジャイアントパンダ保護研究センターの専門家 来日
2021年に心臓疾患が判明し、治療を続けていた王子動物園のタンタンのもとに、中国の獣医師が来日しました。
タンタンの病状把握や健康管理に関するアドバイスのため、約3か月の滞在が予定されていました。
【3/31】タンタン 死亡
治療を継続してきたタンタンの病状が、3月15日よりさらに進行。
そして3月31日23時56分、タンタンが死亡しました。
【4/16】シャオシャオレイレイ ひとり立ち
上野動物園の双子のパンダ、シャオシャオとレイレイの成長に伴い、2頭がひとり立ちしました。
パンダはもともと群れをつくらず単独で生活する動物で、野生では1歳半から2歳にさしかかる時期にひとり立ちするのが一般的です。
【5/10】タンタン 追悼式
タンタンを偲び、感謝の意を表するため、追悼式が開催されました。
また、5月28日まで献花の受付も行っていました。
【6/8】「シャンシャンと再会の旅」ツアー 壮行会
2023年に中国に旅立ったシャンシャンとの再会を目的とするツアーの壮行会が、エイチ・アイ・エス(HIS)本社ビルで開かれました。
会場には上野動物園の元園長の土居利光さんや、毎日パンダで知られる高氏貴博さんをはじめ、約300人のパンダファンが集まりました。
【7/20】パンダバンブーアートプロジェクト2024
パンダが食べる竹5000本で、高さ10mの巨大アートを制作するプロジェクトが実施されました。
クラウドファンディングによって、目標を大きく上回る1947万500円の支援金が集まりました。
【8/29】リーリー・シャオシャオ 施設管理のため公開休止
8月29日~30日の2日間、上野動物園の施設管理の関係でリーリーとシャオシャオの公開が一時休止となりました。
シンシンも主に非公開エリアで過ごしている時期で、上野動物園で見られるパンダが一時的にレイレイ1頭のみになっていました。
【8/30】リーリー・シンシン 返還決定
2011年から上野動物園で暮らしていたリーリーとシンシンの2頭が、健康問題を理由に中国に返還されることが決まりました。
上野動物園では企画展が開催され、最終観覧日となった9/28には開園の1時間以上前から2000人を超えるファンが集まりました。
【9/6】HAPPY PANDA 30th オープニングイベント
ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究30周年を迎えたアドベンチャーワールドでは、2024年9月から2025年2月までの6か月間を「HAPPY PANDA 30th」と銘打ち、さまざまなイベントが予定されています。
そのオープニングイベントが良浜の誕生日でもある9月6日に行われました。
【9/29】リーリー・シンシン 中国に旅立つ
9月29日の朝8時頃、リーリーとシンシンが成田空港を出発し、日本時間18時頃に中国ジャイアントパンダ保護研究センター碧峰峡基地に到着しました。
2頭の中国での一般公開は未定ですが、帰国後のライブ配信では元気に過ごしている様子が確認できました。
【10/1】シャオシャオ・レイレイ 観覧方法変更
リーリーとシンシンの中国返還に伴い、上野動物園のパンダの観覧方法が変更されました。
西園「パンダのもり」にて先着順に観覧列に並ぶと、シャオシャオとレイレイを続けて見ることが可能です。
【10/23】パンダファミリーファン感謝DAY
「HAPPY PANDA 30th」の一環として、アドベンチャーワールドの休園日に抽選で150人のパンダファンが招待され、トークショーなどが行われました。
パンダファミリーには、ファンが見守る中、氷や竹がプレゼントされています。
【12/6】「パンダコパンダレストラン」期間限定オープン
横浜みなとみらい・ランドマークプラザ5階にあるコラボカフェ「Cafe Fan Base(カフェ ファンベース)」にて、パンダコパンダレストランが期間限定オープン。
キャラクターやシーンをモチーフにしたオリジナルメニューが楽しめたほか、ポップアップショップもオープンしました。
【12/27】アドベンチャーワールド「新種パンダワールド」
12月27日から翌年2月28日までの期間、アドベンチャーワールドで「新種パンダワールド」というイベントが開催。
100年後の未来からやってきたジャイアントパンダのキャラクター「Smile(すみれ)」が新種のパンダ「サービスポーズパンダ」などに変身します。
まとめ
・シャオシャオとレイレイ、ひとり立ち
・上野動物園のリーリーとシンシン、中国返還
・ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究 30周年
・王子動物園のタンタン 死亡
日本にいるパンダの数が減ったよ。